● 6/3 政友みらい 行政視察(多賀城市、盛岡市)
政友みらいの会派議員で、6/30、7/1 多賀城市、盛岡市に視察に行ってきました。
内容の一部を紹介します。
6月30日(火) 多賀城市 「被災者住宅再建補助事業」 について
7月 1日(水) 盛岡市 「まちなみ保存活用プロジェクト(歴史的街並み)」 について
● 4/23 犬伏小学校運動会祝辞
生徒数も427名と4番目に多い犬伏小学校の運動会に、来賓(経済文教常任委員長)
として出席し、祝辞を述べさせて頂きました。(祝辞)
● 3/20 平成27年度予算審査の要望書
平成27年度予算の特別審査が4日間行われました。
総括して、市長に要望書が提出されました。
● 3/19 平成26年度 中・小学校卒業式 (3月9日・19日)
19日の界小学校の卒業式では、来賓祝辞を述べさせて頂きました。
皆さんは、未来に続く長い滑走路の途中にいます。
夢や希望をもって、一日一日を頑張って頂きたい、と。
● 1/11 平成27年 佐野市成人式
佐野市では、1,134名が成人式をむかえられました。心よりお喜び申し上げます。
私は、経済文教常任委員長として葛生会場に出席し、祝辞を述べさせて頂きました。
本日の成人式を契機として、強い意志のもと、夢の実現のため、大いに前進していただく
ことを祈念しまして、祝辞と致しました。
● 11/4 活性化委員会行政視察(一宮市、広島市)
活性化委員会で、11/4、5日、一宮市と広島市に行政視察に行ってきました。
内容の一部を、紹介致します。
4日 (火)視察 : 愛知県一宮市 『一般質問、予算・決算審査、議会中継、会議録等について』
5日 (水)視察 : 京都府宇治市 『一般質問、予算・決算審査、議会中継、会議録等について』
● 10/15 経済文教常任委員会行政視察(奈良市、春日井市)
経済文教常任委員会で、10/15,16日、奈良市と春日井市に行政視察に行ってきました。
内容の一部を、紹介致します。
15日(水)視察 : 奈良県奈良市 『小中一貫教育について』
16日(木)視察 : 愛知県春日井市 『産業アクションプランの推進について』
●9/26 政平成26年決算賛成討論
政友みらいを代表して、決算の賛成討論を小暮が行いました。
●8/1 佐野市への通勤通学
定住自立圏構想の資料によると、通勤通学により、地元から旧佐野市に来ている人の割合が
表で示されている。旧田沼町30.7%、旧葛生町21.0%、次に、旧岩舟町20.4%と高くなっている。
旧岩舟町は、足利市や栃木市と比較すると、佐野市との關係が強くあったことが判る。
一方、旧岩舟町の佐野市や栃木市との関係で見ると、栃木市への関係が強く見られる。これは、
藤岡町や都賀町が栃木市と合併した結果によるところが大きく影響しているためである。(栃木市
への2,114名の内、旧栃木市866人大平町685人、藤岡町395人、都賀町58人。佐野市へは1,747
人。)
(今となり、資料による検討と論争の必要性を感じる。)
・ 7/1 政友みらい 行政視察(苫小牧市、札幌市)
政友みらいの会派議員で、6/24、6/25、苫小牧市、札幌市に視察に行ってきました。
内容の一部を紹介します。
6月24日(火) 苫小牧市 「まちなか再生総合プロジェクト」 について
6月25日(水) 札幌市 「子どもの権利条例」 について
「子どもアシストセンター」 について
●4/22 高萩東西線に関する陳情 ”議会:賛成多数で可決”
高萩町の小林要吉氏他5名による、都市計画道路3・4・208高萩東西線に関する陳情が議会にありました。
図面で見ますと、都市計画道路3・4・209高萩中央線と東側の高萩東西線を早く建設して欲しいという陳情でした。
救急活動において、道路が狭く活動に遅れが見られている。
消化活動において、消防車が近くまで進めない。
交通渋滞が発生している。これ等を早期に解消して欲しいという内容でした。
建設常任委員会(委員長:小暮博志)で審議され、賛成多数で採択。
市当局からは、平成31年以降の中期的計画で整備して行きたいとの答弁がありました。
本議会においても、賛成多数で可決されました。
●4/8 南中入学式祝辞
議員代表で祝辞を述べました。
根気強く、長く努力することが、素晴らしい結果として生まれることを確信しております。
H26 1/10 佐野市の歳入変化
これからは、人口減少と高齢化が進行する社会となっております。
その様な中で、佐野市の予算や負担がどの様になって行くのか心配のところです。
今回、約40年前からの佐野市の予算を調査し、その変化状況を調査して見ました。資料の如くです。
これから、佐野市の歳入は、国のGDPに大きく関係してきており、これからは、高齢化率が関係してくる
ことが分析値から見えてきました。(資料に対し、ご意見が有りましたら、お寄せ下さい)
市当局の予想では、今後、歳入の大幅な予測をしております。
予算削減は、市民の経済状況の悪化を意味し、これを防ぐための努力が必要と考えます。
佐野市経済の活性化を進めて行く事が重要と考えております。
市民一人一人が努力し、前進することが大切と思っています。
(今年は、午年であり、良い将来に駈け上がりましよう。)
9/30 新庁舎建設工事請負契約
定例議会の最終日、議案でありました新庁舎建設工事は、総合評価方式で鹿島建設(株)に決まりました。
( 入札結果表 ) | ||||
入札業者 | 技術評価点 | 入札金額(円) | 総合評価値 | 備考 |
(A) | 価格評価点(B) | (A)+(B) | ||
鹿島建設(株) | 98 | 6,700,000,000 | 189.343 | 落札 |
91.343 | ||||
大成建設(株) | 28 | 6,120,000,000 | 128.000 | |
100.000 |
今回の業者選定は総合評価方式で決めることとし、落札者選定基準が公表されて入札が行われました。
「価格」及び「技術評価点」を各100点とし、その合計点の大きい業者が落札者とする方式です。(外部の学識
経験者2名が入った5名の佐野市新庁舎建設施工候補者選定審査委員会が内容、方式を決定)
今回、技術評価点のなかの地域貢献(市内建設事業者の活用・技術力向上、市内事業者の活用)等に大きな
差が見られ、鹿島建設(株)に決定されました。
今回、技術評価点を100点としましたが、私の検討では、技術評価点を12点まで下げても鹿島建設(株)となっ
ておりました。(参考:入札契約制度改革の検討)
尚、新庁舎建設工事請負契約の議案にたいして、動議が出さました。
新庁舎建設工事請負契約にたいして、入札手続が違法である、又は落札結果が無効である
との住民監査請求書がされましたので、その監査結果が60日以内に出るということなので、それまで採決を求め
ない。という動議でした。
動議提出者は、大樹会の高橋功議員、蓼沼一弘議員、飯田昌弘議員、鈴木靖宏議員の4名です。
この動議は、賛成者少数(賛成は、提出者4名と、日本共産党議員団の鶴見義明議員、岡村恵子議員、会派に
属しない、久保貴洋議員) で否決されました。
●8/20 建設常任委員会視察
建設常任委員会では、行政視察を実施。
小暮博志(委員長)、青木伸(副委員長)
高橋功、篠原一世、菅原達、久保貴洋
8月20日(火) 視察 : 島根県松江市
『平成の開府元年まちづくり構想』 について
松江市は佐野市と同じく平成17年に7市町村が合併した、人口が208,600人の特例市。平成23年度の
観光入込客数839万人です。(佐野市は841万人)
新たなまちづくりに踏み出すため、20年後の将来を見据えた 「平成の開府元年まちづくり構想」 を策定し
た松江市を視察。
松江市の3つの挑戦目標
(1)新たな産業を興していく
観光、ものづくり、情報産業 「Ruby」 、伝統文
化産業、農林水産資源、「産官学民」 の発展
(2)松江が「人」を育てる、「人」 が松江で輝く の推進
(3)松江の魅力を高める 「都市デザイン」
景観・まちなみのトータルマネジメント、中心市街地の
活性化、アクテイブシニアの躍動するまち の推進
自分達のまちは自分達で創るんだという意志が感じられる、参考になる構想となっていました。
8月21日(水) 視察 : 岡山県真庭市
『地産木材活用』 : 真庭市は佐野市と同じく平成17年に9町村が合併した、人口が49,000人の市。
民家はほとんどが木造の在来工法、公共施設も耐震上問題が生じる以外は木造にしている。80万円の
住宅補助制度を制定し、木材利用を推進。
『木質バイオマスエネルギー利活用』 : 平成18年3月に利活用計画を策定。真庭市内のエネルギーの11.2%
をバイオマスのエネルギーで自給。平成23年3月に竣工した新庁舎の冷暖房はバイオマスボイラーを用いて実現し、
新庁舎の電力の15%を太陽光エネルギーで賄う。平成27年には10,000kwのバイオマス発電所の運用開始予定。
まちを上げてバイオマスエネルギー利活用を推進。
●8/7 H25第3回消防定例議会
消防定例議会では、下記の件が審議されました。
・化学消防自動車の取得
・平成24年度一般会計決算の認定 他
化学消防自動車の取得は、随意契約により6,405万円で仮契約した。予定価格6,500万円で入札を行ったが
3回とも不落であり、最低価格業者と交渉して契約。
平成24年度一般会計決算では、歳出15億9,495万円(前年比99.5%)、歳入歳出残額5,586万円でした。
平成23決算年度と比較しますと、いくつか顕著な増加が見受けられましたので、質問をして答弁を頂きました。
(1) 時間外手当の744万円(18%)増加理由を質問。
(答弁) 消防技術大会訓練と救急出動件数
の86件増加。
(2)光熱水費の167万円(17.9%)増加理由を質問。
(答弁) 電気料の値上げ等。
(3)業務委託料の520万円(105%)増加理由を質問。
(答弁) 通信指令システムの改修のため。
●8/12 ホームページの更新
約半年間休みましたが、再開しました。
●4/14 佐野市議会議員選挙結果
新佐野市となり、第3回目の市議会選挙が行われました。
皆様方のご支援によりまして、小暮ひろしも2期目の当選をさせて頂きました。
本当にありがとうございました。リーフレット、資料で示したことを念頭に置き、豊かで安心して暮らせる
まちづくりに活動してまいりますので、宜しくお願い申しあげます。
今回の投票率を見ますと、投票率が前回の63.24%から、今回は56.57%と6.67%低下しました。
又、投票率が最も高かった投票所78.97%と最も低かった34.22%では、約2倍の差が見られます。
もっと、議員に関心を持って頂ける様に選挙期間中をはじめとして、活動しなければいけないと思いました。
『千里の道も一歩から』、 日々頑張って行こうと思いますので、ご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
・ 1/14 50号バイパス陸橋清掃
昨年の12月23日(日)、佐野中央ライオンズクラブでは、高萩陸橋の両サイドの清掃活動を行つた。
正月には、厄除け祈願の人も多く佐野市に来ることもあり、クラブとしては初めての計画。
私も、会員の一人として参加しました。写真の如く、燃えるゴミ、空き缶等、10袋ほど回収出来ました。
4月頃、再度清掃計画を予定
・ 12/26 議員定数の推定(801市)
全国801市の議員数を、決定係数0.944で推定できる変数を見出した。
この変数から求まる議員数が、全国データから考えられる議員数になる。
検討結果を示します。但し、P3=(人口)/(議員数)、P6=(議員報酬)*12*(議員数)/(人口)
ガス化溶融炉の委託費比較
炉の管理委託費の、他市との比較を示します。
これは、高い委託契約防止のため、以前に行ったデータとして示すものです。
・ 11/19 行政視察(沖縄市、宮古島市)
政友みらいの会派議員名で、11/19、11/20、沖縄市と宮古市に視察に行ってきました。
内容の一部を紹介します。
19日(月): 沖縄県沖縄市 中心市街地活性化基本計画について
20日(火): 沖縄県宮古島市 島嶼型スマートコミュニテイ実証事業について
宮古島市過疎地域自立促進計画について
・ 8/20 行政視察(小樽市、千歳市)
政友みらいの会派議員5名で、8/20、8/21、小樽市と千歳市に視察に行ってきました。
内容の一部を紹介します。
20日(月):小樽市 『「小樽の食品」海外販路開拓支援事業』について
小樽ブランド力推進事業について
21日(火):千歳市 千歳市防災学習施設事業について
・ 8/10 議員定数の検討
厳しいん経済情勢の中、議員の経費も検討範囲となっております。
市議会議員数をみますと、近隣の足利市24名、栃木市31名に対し、佐野市は28名です。
人口は、足利市約153,800名、栃木市約140,100名、佐野市は約122,100名となっています。
今回、市民1人当たりの議員報酬額に着目し、関東地区で10万人から20万人未満の市における比較を
してみることにより、佐野市の現状を認識したいと思い、調査を行いました。調査結果をPDFで示します。
何か有りましたら、ご意見下さい。
・ 8/7 議長会研修会(7/20,8/7)
7/20 栃木県市議会議長会研修会で、NHK解説副委員長 城本勝氏による『地域主権改革と地方議会
への期待』の講演が行われました。その要点を報告致します。
8/7 栃木県南6市議会議長会で、(株)ワーク・ライフバランス代表取締役社長 小室淑恵氏による『日本
をかえるワーク・ライフバランス』の講演が行われました。その要点を報告致します。
・ 7/17 行政視察(志摩市、宇治市)
経済文教委員会で、7/17,18日、志摩市と宇治市に行政視察に行ってきました。
内容の一部を、紹介致します。
17日(火)視察 : 三重県志摩市 『地域ブランドと観光事業について』
18日(水)視察 : 京都府宇治市 『小中一貫教育について』
志摩市では、H20年8月に完成した庁舎も見学させて頂きました。
庁舎建設にあたり、建設費低減や省エネを考えて、天井高さを低くしたとのことでした。
建設単価は268千円/m2 で、佐野市の350千円/m2 の約77%でした。
私の調査した、2000年代の庁舎建設単価は311千円/m2 (佐野市の約89%)でした。
今回、庁舎建設費の市民1人当たりの負担額を比較してみました。36千円/人から115千円/人あり、
佐野市や志摩市は55千円/人となっております。
・ 7/13 H24年第2回定例議会終了
定例議会は、6月15日に終了いたしました。
内容に関しては、議会報告第13号に記載いたしました。ご参照下さい。
今回、7名からなる新会派 『政友みらい』 が結成されました。
顧問 藤倉義雄 岩崎俊道 荒井仁市
会長 山菅直巳
副会長 篠原一世
幹事長 井川克彦
会計 小暮博志
お互いに尊重しながら、未来に向かって進んで行こうとする集まりです。
より住みよい佐野市実現に、努力して行きたいと思っております。
宜しく、お願い致します。
・ 5/9 国保保険料の意見
平成24年から検討されている国民健康保険料に対し、一市民から意見をお聞きしました。
保険料の値上げ率(%)と額は、5/1に示している、計算プログラムで求められます。
今回の値上がりの最大値は、所得約500万円で、プラス26.2%(12.3万円)です。
これに対し、限度額73万円に該当する所得約900万円以上の人は、値上がりがプラス7.4%(5万円)です。
所得が約500万円以上の人は、12.3万円の負担して頂きたいと言う意見でした。
・ 5/1 国民健康保険料の推定
4月24日の国保運営協議会で、国民健康保険税値上げ17.4%、不足分1億7,800万円を一般会計で補填
することの諮問案が認められました。
今回の改定で、保険料がどの様ななるか、計算プログラムを作成してみました。
興味のある方は、計算してみてください。
赤字で示した、家族人数、固定資産評価額(万円)を入れると、保険料が計算できます。
平均値上げは17.4%ですが、最大では所得約500万円で、プラス26.2%(12.3万円)です。
保険料を低くする為には、以下のようなことが大切と思います。
(1) 病気にならないように、健康管理に努めるとともに、過度の診療を防止する。
(2) 各人が保険料の滞納を発生させないように努めるとともに、滞納未然システムの構築。(収納率100%の実現)
(3) 保険料の納付漏れ防止と経費節減ために、口座納付の拡大。
(4) ジェネリック医薬品の徹底。
(5) 適正医療の確立や経費低減の推進 等
・ 4/23 新庁舎技術提案説明会 (4月23日)
プロポーザル方式で最優秀者に選定された、佐藤総合計画・都市環境建築設計所特定設計業務共同企業体
の技術者による提案書の説明会がありました。
基本設計 H24年 7月末
実施設計 H24年12月末
設計完了 H25年 3月末
工事発注・完成 H27年度末
技術内容としては、以下のことが示されました。提案の概要版が、市のホームページに示されております。
(1) 意見の反映は、ワークショップの中で行う。
(2) 駐車場は、地上と地下1階を考えている。建物は7階の免震構造体を考えており、建物の地下を駐車場とする案。
(3) 防災の拠点となる、空間や、設備装置を取り込みます。
(4) 環境負荷低減やピーク電力低減に有効な蓄熱システムを検討。(トータルコストも考慮する)
・ 4/10 4月10日に南中学校の入学式が行われました。
来賓を代表して、祝辞を述べさせて頂きました。
私も、53年前に南中学校に入学しました。 月日の流れの速さを、強く感じております。
新入生の皆さんには、一生懸命努力して、大きく成長することを期待しております。
祝辞を次に示します。 祝辞 。
・ 4/2 本庁舎の設計者が、プロポーザル方式で、最優秀者と優秀者が選定されたとの報告がありました。
6者が参加して行われ、上位3者をヒヤリングして選定。
最優秀者 : 佐藤総合計画・都市環境建築設計所特定設計業務共同企業体
優秀者 : 久米設計・荒井設計特定設計業務共同企業体
今回は、技術提案型プロポーザル方式であり、次のような点で、技術提案が優れていたとのことです。
(1) 短期間で市民等の意見を反映できる手法や考え方
(2) 平面駐車場を最大限確保する考え
(3) 防災・災害対策の拠点機能と行政機能の両立の考え
(4) 環境負荷の低減、低コスロの技術について
選定委員会は、事業者の事業活動に関する情報があり、非公開で行われたました。
議員全員協議会では、内容や結果を、もう少し情報公開して欲しいとの意見が、多くありました。
平成24年度に設計が行われ、平成25年と平成26年をかけ建築される予定。
・ 3/24 3月19日に界小学校の卒業式が行われました。
代表して、祝辞を述べさせて頂きました。
内容については、次に示します。 祝辞 。
・ 3/24 H24年度第1回定例議会が、2月24日〜3月16日まで行われました。
平成24年度の一般会計・特別会計・企業会計予算の審議は、予算特別委員会で4日間行われました。
私は、予算特別委員会の副委員長をさせて頂きました。良い経験となりました。
議会内容については、『小暮ひろし市議会報告第12号』 に示しました。
・ 2/23 界地区社会福祉協議会研修会
茂呂山町の片柳義弘さんが会長をなされている、界地区社会福祉協議会の研修会に参加しました。
民生委員や家庭の見守りネットワークなされている方々約40名が参加し、宇都宮市にある児童養護施設『きずな』
を見学してきました。
児童養護施設は、乳児を除いて、保護者のいない児童、虐待されている児童その他環境上養護を要する児童
を入所させ、これを養護し、あわせてその自立を支援することを目的とする施設となっています。
今、『きずな』では約30名の児童を預かり、5人の児童にたいして父母代わりの男女の職員がペアで対応している
とのことでした。(決りでは、5人に最低1人とのこと。)
施設も2年ほど前に新築した建物で、とても家庭的で快適に生活できる状態になっていました。
入所者の約60%が虐待により、親と生活出来ない児童とのことでした。
理事長の磯貝充氏は佐野市在住のかたで、以前は不動産関係の仕事をしていましたが、祖父が幼稚園を経営して
いたこともあり、園の子どもたちを助けたい一心で募集して、理事長になったとのことです。
私は、頭の下がる思いがしました。
理事長の、熱心な自立支援の努力の結果と思いましたが、来年度は11人の児童がこの施設から出られるとのことでした。
虐待を減らすには、思いやりのある家庭を築くことが必要と思います。
思いやりのある家庭を築くには、思いやりのある社会が必要。
思いやりのある社会を築くには、教育や経済をしっかりさせて行く ?
その為には、1人1人が努力する ! 独立自尊 !
『うばい合えば足らぬ 分け合えばあまる うばい合えば憎しみ 分け合えば安らぎ』 (相田みつお:カレンダー)
色々と考える、良い日となりました。
・ 2/14 国民健康保険(国保)実態調査
佐野市の(国保)は、歳入不足で平成24年度予算か組めない状況にあります。
平成22年度を見ますと、歳入133億2,5040万円の内、市民の保険税33億614万円。
平成22年度だけの滞納額約4億円、滞納者医療給付費約9億円。
歳出予算の保険給付費は83億4,252万円。
平成24年度では7億円、平成25年度では11億円の財源不足が予想されています。
今まで、財政調整基金から繰入をしていましたが、基金も無くなりました。
繰入金は、H20年4億円、H21年5.9億円、H22年3.9億円、H23年予算7.1億円でした。
従いまして、平均保険料の30%、保険料限度額を68万円から73万円に引き上げる答申がありましたが、
保険料限度額を73万円に引き上げる案のみ、国保運営協議会で認められております。
私も、この様に滞納額が多く発生する原因を、厚生省の(国保)実態調査等を用いて引続き調べて見ました。
滞納者医療給付費は、保険料未納者の医療費の給付であり、防ぐような仕組みも必要と思いました。
今回の調査で、滞納率(滞納額/保険額:%)は、保険税の負担の大きさ(保険料/所得:%)や保険の必要性
(医療費/保険料:%)の影響より、年齢による影響が大きく関係していることが判りました。(資料)
若い年齢層への収納意識向上が大切と分析しました。(? ・ ・ ・ )
・ 2/14 佐野インランドポート
平成22年5月から平成24年2月まで、10回行われた研究会の報告会が文化会館会議室で行われました。
本研究会では、貿易貨物輸送基地として出流原地区を選定。
この様な事業として、近辺に太田市、宇都宮市、つくば市にある。市の関わりとしては、太田市は25%、つくば市
は7.1%出資している。1999年に設立された、最も新しい太田国際貨物センターの、平成20年度決算は黒字との
こと。(平成22年4月:佐野市内陸型コンテナターミナル研究会)
報告会では、雇用も200〜300人が期待されるとのこと。
市としても、平成24年度予算に『インランドポート誘致事業費』として、約1,200万円を計上しています。
今後とも、注目して行きたいと思います。
・ 2/6 消防行政視察
山梨県南アルプス市の消防本部に、消防組合議会議員として消防行政視察に参加しました。(6日〜7日)
南アルプス市は、平成22年10月に消防庁舎を竣工しており、佐野市でも参考に致したく、視察してきました。
防災センター、煙火災を想定した訓練塔、広い駐車場を整備し、3日間稼働の自家発電設備157KVA、
太陽光発電設備10Kwを設置。
佐野市でも、平成28年度に消防本庁舎を建設する計画があります。(現建物は、築38年で、耐震診断がNG)
規模の比較を次に示します。
佐野市 南アルプス市
人口 143 千人 73 千人
消防職員 155 人 82 人
竣工 H28年 (予定) H22年10月
事業費 21 億円(予定) 19.5 億円
・ 2/3 H24第1回消防議会
平成24年度の予算議会が開催され、可決されました。
予算額は、15億8,100万円で、前年より1,600万円(1%)の減となっております。
今年より、消防組合の佐野市と岩舟町の分担金比率が、(佐野市):(岩舟町)=(88.3%):(11.2%)
から、(83.2%):(16.8%)と変わりました。人口負担率の見直しをした結果です。これにより、佐野市の
負担金は、8,208万円の減となりました。
大きな歳出額として、北分署のポンプ車更新6,785万円、消防救急無線デジタル化移行事業費1,260万円
などがあります。
・ 1/26 国民健康保険の現状
今、市町村国保の財源確保のため、保険料の改定が話題になっております。
税率のアップと課税限度額68万円から73万円へのアップです。
私も平成21年から2年間、国民健康保険運営協議会委員をやらせて頂きました。
その時に感じた問題点と整理した資料を示しますので、是非、多くの方に考えて頂きたいと思います。
(問題点) 1. 被保険者数のピークが、所得約80万円のところと、他の組合に比較して低い所得である。
(市町村国保加入者を、個人事業主と考えているが、実際は退職者が多くなっている。)
2. 全国では、収納率が約95%と高い市もあるが、佐野市は約87%と低い。
(収納率を上げるために、未納が起きない方法を考える必要がある。)
3. 所得が低い人ほど、負担率が高くなる傾向がある。特に、資産が有ると高くなる。
(資産の評価をしない市もある。)
保険料のアップを防ぐため、支出を減らすことも考えてゆく必要があると考える。
・ 1/16 両毛6市議員研修会
太田市のテイアラグリーンパレスで議長会よる研修会が行われた。
講演題目 『「デフレ」の正体と両毛地区の進路(仮)』
講 師 (株)日本政策投資銀行 地域企画部 地域振興グループ 参事役
藻 谷 浩 介 氏
1990年のバブル崩壊後、日本経済は低迷し、今デフレにある。
その原因として、戦後のベビーブームの『生産年齢人口の波』が関係しているとのことであった。
藻谷氏の『デフレの正体』の本も読み、私も、『デフレの正体』を考えてみました。
私の思うところは、今の日本経済は成熟期にあり、投資が国内より海外に向く状態であり、国内の
生産が向上しなくなっているためです。そして、2011年度末の「日本の借金」が、1,024兆円に達する
見込みと大きく、インフレを起こすような、財政緩和策は打てない状態にもあるためです。(皆さんは?)
以上の考えに至った資料を、以下に示します。
戦後の1955年から今日までの、国内総生産、生産年齢人口、民間消費(≒個人消費)、固定資本形成、
サラリーマンノ給与等を表と図で見てみます。
図1に、国内総生産額、生産年齢人口の変化を、1995年を100として示します。
これから、生産年齢人口の増加以上に国内総生産額の増加が起きており、経済の大きな変化は他にある
と考えられる。(私は、国民経済[計算の固定資本形成額にあると思います。)
1995年に比較して2010年は、名目の国内総生産額はほぼ同じであるが、実質の国内総生産額は15%も増加
している。(1人当りの、実質の国内総生産額が低下していなければ、生活は低下していないと考えられる。)
今後10年で、15-64歳の生産年齢人口が約9%ほど減り(総務省資料)、注目の必要がある。
図2に、サラリーマンの平均年収を示す。(国税庁H22資料) 総務省のデフレータを用いた、小暮付加の実質年収
も示す。これから、名目の年収はここ12年減少しているが、実質では減少していない。(名目の、年収額、国内総
生産額(GDP)値から見て、デフレである。)
図3に、生産に大きく関係している固定資本形成額の変化を示す。国内総生産額と同じような変化を示している。
(国内総生産額と同じように変化している状態から見て、「デフレの正体」は投資が低下した為、と考える。)
・ 1/9 新庁舎委員会の発言
昨年11月25日の新庁舎建設特別委員会での各委員の発言内容を示します。
平成23年度第5回定例議会におきまして、新庁舎設計業務委託を外して建設を伸ばす
修正動議が出されました。
この動議が可決されますと、新庁舎建設がストップすることになりますが、反対13、賛成13、
議長採決で否決されました。
これにより、新庁舎設計が平成23年度から進められることになりました。
(参考までに、平成23年度佐野市一般会計補正予算(第9号)に対する修正動議に反対した議員の、
議員番号に〇印。)
修正動議の賛成者には、今までのような分庁舎方式の考えの方が多くおります。
これは、総合庁舎方式により、不便になったり、市民の安全性が低下することを心配しております。
この様なことは無く、利便性、経済性そして安全性が向上するように検討して行く必要があると思つています。
2012年目標
明けまして、お目でとうございます。
本年も宜しく、ご指導、ご鞭撻のほど申し上げます。
健康維持に努めながら、一日一日を大切に、元気に進んで行きたいと思っております。
『今日できることは、明日にのばすな』 で頑張ります。
(『Never put off until tomorrow, what you can do today.』)
私の2012年目標は、別紙です。
・ 12/19 第5回定例議会
議案であった、本庁舎解体工事請負契約である、落札金額1億4,595万円(落札率91.5%)を可決。
新庁舎設計業務委託(1億5,165万5千円)の債務負担行為を含んだ佐野市一般会計補正予算に
は、新庁舎設計業務委託の項目を削る修正案が出されました。提案理由は、合併特例債の期限
が延びたため。
修正案は、反対13人、賛成13人の同数となり、議長採決で否決されました。
(私は、反対しました。理由は、別紙に示します。)
新庁舎設計業務委託の項目の入った原案は、賛成多数で可決されました。
(今後は、市長と一層議論して、市民に喜ばれる新庁舎を作り上げて行きたいと思います。)
第4回臨時議会
今回の臨時議会では、人事院の勧告を基に、12月から職員の給与を0.23%減額する条例
改正が行われました。改定は、民間の給与水準を上回っている50歳台を中心に、40歳台以
を念頭において行うものです。。
この結果は、約1,500万円の歳出削減となります。
・ 12/2 庁舎比較検討まとめ
庁舎の比較検討結果を追加整理しました。(比較表)
建設費単価、土地の大きさに注目して下さい。
特に、高砂町の土地の広さは、他市の36%位しか確保されておらず、広い土地の確保が必要と
思われます。(第2駐車場の確保?)
距離と時間から見た利便性の、追加比較検討をしました。(検討結果) (データ)
単に、距離だけでなく、人口分布、支所の業務量等を良く考えないと、真の市民の利便性は把握
できない。(利便性は、現本庁舎、文化会館北が良い?)
放射能測定器
ウクライナ製の測定器を入手しました。(型式MKS-05、横55mm、縦120mm、奥行30mm)
自宅の放射線量を測定してみたい方は、ご連絡下さい。ご相談にのります。
・ 11/7 議会運営委員会
今日の会議で、一般質問の方法が最終検討されました。一般質問は60分以内で終了させるとし、予定
時刻に質問が開始され、傍聴者も聞きたい議員の質問を予定道りに聞くことが出来るようになりました。
又、一問一答方式の検討段階として、議員も5回以内(従来は3回)で登壇して質問出来るように変更。
・ 10/31 市議長会研修会
「どうなる地域産業、どうする経営」と題し、(財)栃木県産業振興センター理事長 黒崎日出男氏の講演
が、宇都宮市のグランドホテルで行われました。
講演の中で、気に止まった点を次にしめします。
(1) 栃木県の1人当たりの所得は3,104千円で、全国第7位になっている。そして、1割に満たない誘致
企業の出荷額が全体の70%を占めている。(外需主導型)
県内の産業は、新規事業件数の減少、事業所数の減少が生じている。
(2) 宇宙船地球号の定員は60億から70億人。(11月1日に70億人を突破した。) 21世紀半には90億人。
食糧、水、エネルギーが不足する。そして、国家間の格差も増大する。
(3) 日本を成長させてゆくには、環境・エネルギーと健康(医療・介護)の成長、アジアと観光・地域活性化
に向けた推進が必要。
(4) 2010年5月現在の国の借金880兆円(700万円/人)、栃木県の借金1兆861億円(54万円/人)。
(因みに、佐野市の普通と公営事業の地方債合計685億円(55万円/人))。
これから、行政改革として、人件費削減、民間へ、競争原理、出資法人の見直しが必要。
(5) まちずくりの 「ア」 「イ」 。
①アメニテイ:安全・快適で住みやすく環境がよい
②アクテイビテイ:元気なまち、豊かであること
③アイデンテイテイ:歴史的遺産や習慣、食文化、自然などオンリーワン・ナンバーワン
④イージー:安心とゆとり、災害・犯罪から安全安心
⑤インキュベート:肝心・要のキーワード、人づくり が大切
(6) 経営資源の、ひと、もの、かね、技術、情報、とき すべてが大切である。
・ 10/31 庁舎の利便性の検討
新庁舎建設位置の評価として、市民の利便性、経済性、安全性が大きなテーマとして
考えられる。
しかし、これらの課題に対してまだ十分に理解と議論がなされていないと思える。
今回、利便性にたいして、私なりに検討を行なってみました。
一つの考えとして、参考にして頂けたら有りがたいと思います。
新庁舎位置として、現本庁舎、文化会館北、どまんなか田沼の3地点。
車社会における全市民の利便性(距離、時間)の比較をすると、前提である支所の有無と
支所の業務内容に利便性の評価結果が異なることが解りました。
詳細は、「利便性の比較検討」を見て下さい。
(ご意見を伺えたら有りがたく思います。)
・ 10/30 論文紹介
経歴欄の所で、今までに関係した論文関係の一部を提示しました。
今回、その内容も見られるように致しました。興味のある方は、ご覧になって下さい。
「経済成長モデルから見た日本経済の一所見」(国債、借入金等をゼロに向けた試み)
「80℃高温風吹き出しエアコン用熱交換器の開発」
「冷凍サイクルの断続時のエネルギー損失の低減」
「ヒートポンプエアコンの暖房立上りの改善」
「ヒートポンプエアコンの暖房起動時の快適性向上」
「アキュムレータの特性」
・ 9/25 界地区敬老会
9月25日(日)界地区敬老会が、74歳以上の招待者688名のもと行われました。
高萩町の金子宏平様が代表して佐野市からの記念品を受け取られまひた。又、今回、95歳と85歳になられました8名と
48名の方が特別に記念品を贈られ、代表して越名町の須藤正様と馬門町の島田昭三様が受け取られました。
運営委員長の片柳義弘様が挨拶で述べられておりましたが、皆様は、この様に繁栄した日本を作りあげてこられた方々
です。これからも、お元気で、お過ごしいただきたいと思います。
私も、地元の市議会議員として、来賓で出席し、祝辞を述べさせて頂きました。
現在99歳で10月4日に100歳になられる、聖路加国際病院の日野原重明先生の話を紹介させて貰いました。
先生は、健康の秘訣として、毎日、なるたけ歩くことを心掛けているそうです。
日野原流体操を書いております。
3つの運動を、毎日行うと健康に良いそうです。
首の運動で、左右に曲げる、前後の曲げる、ぐるぐる回すを、各5回。
腕の運動で、寄りかかつて、腕立て伏せを10回。
太ももの運動で、椅子に座って、早く立つのを20回。これを、毎日行う。
日野原重明先生のように、皆様が100歳まで、元気でいつまでも活躍なされることを祈念しまして、挨拶に代えさせて頂きました。
・ 9/14 決算特別審査
質疑者14名による一般会計決算審査、質疑者12名による特別会計決算審査が、4日間で行われました。
私も、質疑しました。詳細は、『小暮ひろし市議会報告』 でさせて頂きます。
・ 9/6 小暮ひろしの一般質問
以下の3点に関して一般質問を行いました。要点を紹介します。
(1)佐野市保育所整備運営計画について
(質問) 2人以上の子供のいる家庭の、保育所利用状況をお聞きしました。
◎ 約1,700人の利用者のなかで、違った保育所の利用者数は6組、同じ保育所の利用者数は284組、
違った保育所のために入園しない人数は27人とのことでした。(H22年))
(質問) 民間の保育園の入所率130.2%に比べ、公立の保育園の入所率は103.2%と低い。民間のように、
入所率を上げれば、違った保育所の利用者や、入園しない人数は無くなるのではないか?
◎ 入所できない子供は0歳児であり、設備不足で預かれないとのこと。H22からの保育所整備の中で、対応
できる様に進め行く。
(質問) 界地区の0〜4歳人口が、16.7%増加となっている。(佐野市全体では、-24.7%) しかし、高萩、若宮
の統合保育園の定員が増えていないが、どのような考えによるのか?
◎ 定員にたいしは、全体の配置バランスを考えて対応しているとのこと。
(2)平成22年度教育に関する事務の点検・評価報告書について
(質問) 『努力してほしい』 という意見が9課中4課と、多く見られます。その対応状況は?
◎ 納得のゆく回答でした。また、学校給食の地産地消の状況は、H22が27%で、H25は35%を目標にし
ているとのこと。
(3)佐野市役所本庁舎建設について
この件につきましては、十分な議論と検討が必要と思う観点から質問しました。
(質問) 高砂町の現庁舎位置は、アクセス道路が狭く利便性に欠けている思う。庁舎新設と同時に、南北と東西の
を道路を広くできないものか? 市民の利便性、佐野市の発展の点から、明解な考えをお聞きしたい。
◎ 道路拡幅は、考えているとのこと。
(明解な説明は得られず)
・ 9/5 議員懇談会
佐野市新庁舎建設計画(案)に対する、5回の政策審議会の答申結果を受けて、議員への説明が行われました。
内容は、佐野市のホームページに載っています。(http://www.city.sano.lg,jp/gyousei/shingikai/index.html)
現本庁舎(高砂町)を建設地として、6〜9階の庁舎と3〜5階の立体駐車場を整備。予算は74億円で、その内の
37億円は合併特例債を使用し、平成26年度に完成する計画。
建設位置については、市民に広く、利便性や経済性について、客観的数値でよく説明して理解を得る必要が有る
のではないか、という質問をしました。(小暮)
他市の建設費の状況や、利便性の評価等、独自に調査、検討してみたいと考えております。
・ 9/2 H23第3回定例議会
今日から26日まで、25日間の議会が開会されました。
報告・承認の案件13件、条例と大口契約の案件11件、平成22年の一般会計・特別会計の決算
認定の案件12件、平成23年会計の補正の案件8件と一般質問者16名の質疑です。
主な内容を次に示します。
・ 庁舎建設の為に、佐野市庁舎建設条例を制定する件。
・ 南部学校給食センター新築工事請負契約について。佐野市大橋町に建設する給食センターの建物、機械設備、電気設備
関係を(トータル13億3,390万円)契約する案件。
・ 平成22年の一般会計約453億8,600万円、特別会計約287億9,400万円の歳入歳出決算の認定。
・ 平成22年予算確定等による、平成23年予算の補正関係。
・ 16名による一般質問。行きたい保育所に行けない問題があることを聞いており、佐野市保育所整備運営計画について
質問をする予定です。その他、平成22年度教育に関する事務の点検・評価報告書について、佐野市役所本庁舎建設に
ついて、質問予定。
・ 8/31 第5回佐野市政策審議会
今日、最終の第5回佐野市政策審議会が開催され、最終答申が出されました。
新庁舎の位置は、現本庁舎敷地(高砂町1番地)。安全性、利便性、中核的な位置、
法令順守と上位計画との整合性、市有地 の5条件を前提に検討して決定。
今後、この提案書に則り進めてまいります、とのことでした。
しかし、この提案書は、隣町との合併を考えながら、合併特例債の適用を平成26年としたときの
提案書です。
急いで検討した提案書であり、位置については、もうすこし議論をして、進めたらよいと思っています。
・ 8/26 議会運営委員会
平成23年度第3回定例議会の議会運営委員会が開催されました。
今回は、平成22年度の決算特別委員会も行われます。よく勉強して、臨みたいと思います
委員会の後、一般質問の時間の議論がありました。
今までは、1回目質問30分、再質問10分、再々質問10分以内と決まっています。
これですと、1人の時間が1時間前後となり、2人目以降の質問者の開始時間が決まりません。
傍聴者や視聴者も予定がつかず、不便でした。
これを、質問と答弁時間を合わせて、1時間にする提案です。(早く終了の場合は、休憩時間)
議員の権利の時間を奪うということで、強く反対する議員がいました。
私は、1時間の持ち時間内で要点を絞り質問を行えば良いと考え、持ち時間1時間案に賛成です。
今後、検討することになりました。
・ 8/25 県土整備委員会現調
平成23年度県土整備委員会の現地調査が行われました。
足利市と佐野市関係で、今回は、足利市民プラザで説明会を実施。
市長、副市長、都市建設部長他関係部長、議長、副議長、地元県会議員が出席。
私は、建設常任副委員長という立場で参加しました。
特に前橋水戸線の佐野市大橋町から相生町までの11m道路1,700mを、17mに拡幅する街路改築
事業を説明。(佐野市の活性化図るシンボル道路であり、歩道整備や電線類の地中化を計る事業。)
委員からは、まず市民の合意形成が必要、高額であり国の補助金も考えたら等の意見が出た。
その他は、2道路の歩道整備、1道路の道路改築、菊沢川13,500mの河川改修内容でした。
・ 8/21 地区体育祭中止(そば打ち)
夜中からの雨により、折角準備していただいた地元界地区体育祭も中止になってしまいました。
私も、ゲートボールリレー、たるころがしリレーの選手としての出場を楽しみにしていたのですが、
残念でした。
時間が空きましたので、私と家内で、650回ほど打ってきました。素人の28そば打ちを紹介します。
(注意点) 1. 粉、水を計測して行う。(そば粉400g、小麦粉:100g、水:約200cc、卵:1個)
2. 水約100ccを入れ、よく混ぜる。2回目は水約50ccを入れ、よく混ぜる。3回目からは様子をみて水を追加する。
3. ゆですぎない。
下の写真は、素人そば打ちの様子です。(ご参考まで)
図1. 計量した粉を混ぜ、卵を入れる。(卵不要な方は、水が約40cc多くなります。)
図2. 粉と卵を、手のひら内でよく混ぜる。
図3. 水を約100ccを入れ、手のひら内でよく混ぜる。
図4. 2回目の水を約50cc入れ、手のひら内でよく混ぜる。
図5. 3回目以降、少量の水を追加して混ぜる。(粉が握れる程度まで。)
図6. 全体を固めて、丸くしながら、練る。
図7.ほぼ練り終了。(約20分後)
図8. へそ部分をつまみ上げて、無くする。
図9. へそ部分を下にして、伸し始める。
図10. のし棒を使って、伸ばす。
図11. のし棒を使って、伸ばす。
図12. 約65cm 角に伸ばす。
図13. 1/8に折る。(右から左へ。下から上へ。下から上へ。)
図14. 切る。
図15. 完成。(開始後40分)
・ 8/18 第4回佐野市政策審議会
傍聴してきました。
第3回佐野市政策審議会の会議議事録は、佐野市ホームページ、『総合政策部』-『政策調整課』
-『政策審議会』-『会議録』を参照下さい。(http://www.city.sano.lg.jp/gyousei/shingikai/index.html)
今回、財形課長から合併特例債の説明があり。
佐野市も特定被害区域の指定をうけ、合併特例債の最終年度が5年延び、平成31年度になった、
との説明がありました。
大芦委員より、「庁舎の建設場所がここありきで進んできました。この情報を踏まえて、新たに考え
直すとか、そういったことは今後検討しないのですか。」 との発言がありました。
稲見会長から、審議会は諮問があった内容について審議するということでございまうす。そのため、
審議会としては検討することはないとのことでした。
私は、大芦委員のように、審議会で場所も良く検討して頂けると考えていたので、今回は、残念に思
いました。
・ 8/12 県南6市議会研修会
題目 「人口減少社会と地方自治体」 講師 : 政策研究大学院大学 名誉教授 松谷明彦
日本の総人口は、40年後には25%位減少し、1億人を切ることになる。(講師の資料より)
この現象は防ぎようが無い、と話された。又、子育てをし易くしてもダメとのことであった。
それから、これからも日本だけ経済成長率は低下し続けるとのことであった。
(私の意見) これでは、夢も希望もないと思いました。
私は、子どもを育てやすい環境整備をして行けば、フランスのように人口低下も防いで行けるの
ではないかと、希望を持ちます。日本も合計特殊出生率が、2003年の1.29を最低に、少しづつ
増加し、2010年には1.34に増加しています。(httm://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1550.html)
具体的な環境整備とは、教育費の無料化、子供養育費の補助制度の充実、保育所等の
子育て環境の整備、子供医療費の無料化 等です。
それには、行政の仕事が大切と思っております。
また、経済成長率ですが、人口低下の下での上昇は難しいと思います。この時は、人口1人
当たりの経済成長率(g)で見るべきと考えます。gが向上していれば、、国民1人の当たりの生
産性が向上していることになりますので。
・ 8/4 第3回佐野市政策審議会
第2回佐野市政策審議会の会議議事録は、佐野市ホームページ、『総合政策部』-『政策調整課』
-『政策審議会』-『会議録』を参照下さい。(www.city.sano.lg.jp/gyousei/shingikai/index.html)
今回は、第4章 新庁舎建設の基本理念と基本構想、第5章 新庁舎の機能、第6章 新庁舎建設の
基本計画 が審議。
第3回佐野市政策審議会の会議議事録が、佐野市ホームページに記載されています。
議員でも、新庁舎建設にかんして良く考えようという動きがある。(特に、議会関係施設について。)
・ 8/3 平成23年第2回消防議会
水槽付消防ポンプ自動車の取得、平成22年度一般会計決算の認定等が議決されました。
水槽付消防ポンプ自動車価格は、5,376万円(7社での落札率98.68%。最高額は6,940万円)。
平成22年度一般会計決算の歳出は、18億8,471万円です。この内の、80.7%が人件費です。
〈小暮博志の質疑〉
平成22年度は、消防本部内に消防本庁舎建設の調査検討班を設置して、スケジュールの作成、
概算建設費等の調査が計画されていました。その結果を、お聞きしました。
答弁では、平成27年末の計画であり、概算額は10億円とのことでした。
・ 7/25 両毛六市若手議員懇談会
両毛六市(足利市、桐生市、太田市、館林市、佐野市及びみどり市)の若手議員で組織。
総会と、「わたらせ渓谷鉄道」(株)樺沢豊社長の講演があつた。題目『観光で地域活性化』。
定住人口の減少の中、活性化を図るには、交流人口を増やして定住人口増に繋げることが必要で、
歴史的なドラマや固有の文化やしきたり等を背景に、新たな顧客価値を見出すことが大切とのこと。
第3セクターで大切なことは、社員のモチベーションを高めること、とのことであった。(企業は人なり。)
山本五十六「やってみせ、言ってきかせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」
以上のような考えの元、積極的に色々と考えて、物事を推進している姿は、非常に参考になった。
・ 7/20 第2回佐野市政策審議会
傍聴してきました。
第1回佐野市政策審議会の会議議事録は、佐野市ホームページ、『総合政策部』-『政策調整課』
-『政策審議会』-『会議録』を参照下さい。(www.city.sano.lg.jp/gyousei/shingikai/index.html)
今回は、第3章 新庁舎の位置が審議されました。
今の位置が良い、どまんなか田沼の所が良い等の意見がでたが、将来も考えての客観的な説明や議論が
無いのが残念であった。もっと、議論の資料が欲しいと感じた。
・ 7/15 建設常任委員会行政視察
参加者 本郷淳一、山菅直己、岡村恵子、山口孝、林敬忠、高橋功、小暮博志
事務局 山野井健
11日(月)視察 : 兵庫県神戸市 コンパクトシティ構想について
説明:企画調整部総合計画課計画調整係長 加納尚剛
島根県出雲市 まちづくり拠点施設としての出雲市役所
出雲だんだん広場の整備について
説明:財政部財政課管財室 和田実 福代隆
都市建設部都市計画課
「コンパクトシティ」と言ういう言葉は、著書の中で1973年に用いられ、最も効率を良くする都市の姿としている。
具体的には、ワンストップショッピングが可能な大規模な商業施設や市役所、銀行、中央郵便局、大規模公演、
中央図書館、大規模病院、劇場、大規模ホールが中心市街地に立地する。そして、そこにはバスや鉄道など
の公共機関が集中し、事が中心市街地で済んでしまうまちとのことである。
佐野市においては、中心市街地の衰退がみられると共に、3月11日の東日本大震災による本庁舎の建て替え
が発生している。そして、将来の佐野市をどう作って行くかの、大事な時点となっている。
日本では、1995年の阪神大震災からの復興に向けて、「コンパクトシティ」を目指すべきという神戸市長の声明
が、「コンパクトシティ」の先駆けであったとのこともあり、神戸市に勉強してくることにした。
人口154万の神戸市は、9っの区からなっており、区の平均人口が17万人である。議員定数は、区別に決定。
神戸市の考えるコンパクトシティとは、自立した生活圏であるコンパクトタウンの交流・連携によって構成されてい
る。 そして、コンパクトタウンは、日常の生活の大半の用が足せる、「わがまち」としての意識を持て、地域の問題
解決やまちづくり活動の参加する要素を兼ね添えた様な地域である、としている。
阪神大震災のとき、約3万5千人ががれきの下敷きになった。約80%が地元住民に助けられ、約20%が消防等の関係者に助けられた。
地元住民の活躍のが大切さを実感したとのことである。地元の防災拠点小屋には、鋸やバールを用意してあるとのことである。
今後、神戸市も人口減となって行く。このような中で、まちのゾーンの方向性として次の3っを示している。
①徒歩圏内において、市民の日常生活を支える商業・医療・福祉などの利便施設等の維持や立地誘導を図り
ます。
②防災上の課題がある密集市街地を安全で安心な住宅地として再生します。
③地域ごとに異なるまちずくりの歴史、文化、地勢などの特性を活かしながら、人や自然にやさしい、安全で安
心して住み続けることができる住環境の形成を誘導します。
将来を見て、便利で安全・安心で気持ち良く暮らせるまち作りを考えていることは、勉強になった。
又、庁舎のまち中心部への建設の議論では、市民の意見を聞くことの重要性や地方自治法との関係などの意見い出された。
出雲市は、平成17年3月に2市4町が合併した、14万5千人の市である。
平成17年6月に庁舎建設特別委員会を設置し、平成21年4月には全体工事が完成しております。
合併状況や庁舎建設など、佐野市に似た状況にあり、視察研修することにした。
出雲市の庁舎建設の必要性は、次の3点とのこと。
1.(老朽度) 昭和33年建設で53年経過しており、耐震性も低く、総合的な改修には相当の経費が必要とな
る状況であった。
2.(県道拡幅) 県道の拡幅が予定され、本庁機能が確保できない。
3.(本庁機能の分散) 合併により本庁機能が9か所に分散し、来庁者の利便性や職務効率が悪く早急な 解決策がもとめられていた。(賃貸経費も年間約5千万円あり)
以上のようなことで、合併と同時に庁舎建設を開始した。
1年6ヶ月後の平成18年12月に、プロポーザルによる新庁舎建設基本・実施設計を委託。
9ヶ月後の平成19年9月に、実施設計完了。
これは、他の市で見られる設計期間約2年と比較すると、短い期間となっている。
実施設計完了1年7ヶ月後の平成21年4月に、新庁舎完成。
出雲市の場合、庁舎建設は市長の考えも強くあり、地元業者によるJB(共同企業)により行なわれた。
また、建設期間も短くできたのは、制震構造としたためであり、免震構造では工期が長くなるとのことである。
庁舎の状況は、以下の如くである。
① 建築面積 5,091m2 、延床面積 24,786m2 、敷地 29,681m2 、庁舎用地 9,596m2
② 外装は全てガラス、地上7階、地下1階、鉄骨造り(制震構造)
③ 地下駐車場 102台 、 広場駐車場 102台 、 公用車駐車場 100台
④ 発電設備 375KVA (全電気の20%を、3日間発電可能な貯油あり)
尚、内部の写真等を別紙に示す。
新庁舎整備事業費関係では、約89億6千万円のうち、合併特例債を80%使用している。
歳出では、本体工事費75%、用地費11%となっている。
県立中央病院跡地の建設場所については、出雲市のほぼ中心位置で、旧庁舎の隣接地ということでスムーズ
に決定されたとのこと。
広い庁舎内には最大300席のホールを有し、講演会、記念式典、研修会等各種会議ができる。
職員は、素晴らしい庁舎で仕事ができることに、喜びと感謝を感じているとのことであった。
新庁舎建設にあたり、防災時の一時避難所、雨水流失の調整機能として、芝生広場と植栽広場が整備された。
又、100 t の防火水槽を地下に設置し、庁舎・公園・周辺家屋への防災に充てている。
芝生広場は4,100m2で、植栽広場も設け、更に、樹木によりうるおいを持たせた駐車場を整備している。
広場は、イベントとして消防訓練、春の青空市、障がい者レクリエーションのバス発着所、出雲そばまつり、グラ
ンドゴルフ等に使われている。
整備財源として約10億8千万円かかったが、内訳は合併特例債54%、まちづくり交付金43%、一般財源3%。
庁舎に設けられた緑の広場は、色々な機能を持たせた、だんだん広場であった。
・ 7/7 第1回佐野市政策審議会
傍聴してきました。
この審議会は、3月11日の東北地方大震災により重大な損傷を受けた本庁舎の整備に伴い、佐野市
新庁舎建設・計画案を審議し、答申を頂くものある。
答申案は、佐野市ホームページ、『総合政策部』- 『政策調整課』-『政策審議会』-『会議資料』を参照下さい。
(www.city.sano.lg.jp/gyousei/shingikai/index.html)
政策審議会委員の名簿も、『会議資料』に掲載されております。
審議会は、5回行われ、8月中に答申が行われる予定です。
各委員の自己紹介の後、各委員の発言がありました。
これから先のこを考えて検討すべきである、市全体の活性化になって欲しい、省エネルギーのビジョン
を示して欲しい等、多くの意見が出ていた。
2ヶ月という短い期間であるが、答申案の決定内容に対する理由をよく議論して示して頂きたいと思う。
・ 7/1 新政佐野視察
参加者 岩崎俊道、林敬忠、荒井仁市、蓼沼一弘、井川克彦、小暮博志 以上6名
27日(月)視察 : 長崎県松浦市 鷹島観光交流推進事業について
説明 : 観光物産課長 近藤 寿一
〃 課長補佐 山田一洋
長崎県松浦市 鳥獣被害防止計画について
説明 : 農林課長 大久保 整
〃 農林振興係長 前田 嘉則
〃 農林振興係 榎並 建一
松浦市は、06年4月に鷹島と福島の町が合併した、約2万6千人の町である。09年4月には鷹島と滋賀県
唐津市を結ぶ鷹島肥前大橋が開通し、これを機会に経済の活性化を計ろうとしている。
鷹島肥前大橋は、約11年の歳月と約140億円の資金(長崎県負担金約47億円)を掛けて完成させている。
鷹島町には、大橋の完成により観光客が約10倍(年間約73万人)にも増加した。しかし、次年度は約60%
に減少しており、集客事業に力を入れて行きたいとのことであった。
観光客を呼び込む為に、以下の5つのプロジェクトを推進していました。
①「勝利」を呼び込む島、「鷹島」PRプロジェクト
②グルメタウン「松浦」プロジェクト
③体験型旅行推進プロジェクト
④歴史観光推進プロジェクト
⑤広域観光ルート拡大プロジェクト
特に、①「勝利」を呼び込む島、「鷹島」PRプロジェクトでは、鷹島と福岡ソフトバンクホークスを結び付けて
鷹島の地名度を上げるために、スポンサー契約を結んでいる。年約1,000万円とのこと。
鷹島肥前大橋の入口部には、福岡ソフトバンクホークスの選手に手型の石碑や3つのホークス石碑が建て
ていました。
観光客を呼び込む為に、色々と考えて活動しており、参考になりました。
尚、戦略プロジェクトの資料1を添付します。
松浦市における鳥獣被害関係を見ますと、平成9年が478万円でイノシシ補獲頭数2頭、平成22年が
3,665万円(約8倍)でイノシシ補獲頭数1,988頭と、多く増加している。平成22年は、アライグマも9
を補獲したとのことである。
平成25年度には、被害総額を約30%減らすことを目標にしています。
防止のために、ワイヤーメッシュ棚の設置、藪の刈払いよる棲み分け対策及ぶ捕獲対策の3対策を総合
的に推進するとのこと。(捕獲1頭の助成金は7,500円で、捕獲の確認はイノシシにペンキで文字を記入
した写真提出させることにより、行っていました。)
防護棚については、平成23年電気棚20kmとワイヤーメッシュ棚20km、平成24年電気棚10kmと
ワイヤーメッシュ棚10km、平成25年電気棚10kmとワイヤーメッシュ棚10kmを計画中とのこと。
(因みに、佐野市では、平成23年度の電気棚約47kmとワイヤーメッシュ棚約20kmの予定)
更に、松浦市では、イノシシ加工所を平成18年に設置し、年間約160頭を処理しているとのことである。
(処理能力は300頭/年) そして、精肉や加工肉として販売していました。資料2
施設の建設費は、民間が300万円(36.4m2)と安価に建設していました。
施設の運営は民間でしており、助成金は3年間約150万円ほど出したとのことでした。(今年は0円)
佐野市としては、これから施設の検討をするわけであるが、設備に過剰投資とならないように注意が必要
であると共に、民間運営の必要性を感じました。
28日(火)視察 : 長崎県雲仙市 国際観光推進について
長崎県雲仙市 雲仙ブランドについて
説明:観光物産まちづくり推進本部 本部長 中山 隆
〃 観光物産まちづくり推進課 林田 真明
〃 観光物産まちづくり推進課 増田 琢磨
会議室に入ると、歓迎メッセージの用紙が資料とともに机上にあった。資料3.
また、佐野市と雲仙市の市章が机上に設置してあり、国際会議の様子が醸し出されていて、気持
よく感じました。
雲仙市は、05年10月に7町が合併した、約5万人の町である。日本最初の国立公園である雲仙天草
国立公園がり、豊かな海の幸、山の幸を生かした「雲仙ブランド」の育成に力を入れている。
中山本部長は、元JTBの社員であり、H19年4月に観光担当理事として採用されたとのこと。
H20年4月に「観光物産まちづくり推進本部」が誕生。
H20年10月に「日本長崎フェア」を北京で8日間開催した。約36万人が来場。
H23年から、長崎-上海航路運航の復活を考えているとのこと。H24年以降は、週3便を計画。
市役所からホテルに行く途中、千々石(ちぢわ)の棚田を案内していただいた。何百年も続いた石組みの
畦には、人の粘り強い努力と生きる力を感じた。(一時的な減反政策により、棚田を無くしてはいけない!)
小浜町には、105mの日本一長い足湯がある。海岸の浜辺に105℃の温泉が湧き出ており、湯元部分
では湯でたまごや、野菜を茹でることもできる。足湯の中には、足裏のツボを刺激する強さの違う2段階の
場所、最後の所には犬用の温泉入浴場所も出来ていた。佐野市の足湯も、一工夫が必要と思った。
観光には、資源の開発と人を集めることが大切である。色々と行っている、雲仙市の国際観光振興策には
関心した。資料4。
雲仙では、農畜水産物の価格競争に対応するため、安心・安全性はもちろん、加工や品質向上などの
高付加価値化を推進し、他地域の同一物産との差別化を図るためブランド化を進めている。
現在、31商品が認定されており、3年間の有効期間となっている。その後、再認定を受けることも可能
とのこと。
ブランドに認定されると、販売促進事業補助金交付がある。(経費の2分の1以内で、限度額は年間
40万円以内) その他、安定出荷の確保対策費がある。
認定基準や認定委員会なども、細かく決められている。資料5。
雲仙ブランド品は、B5判の8枚の小冊子になって紹介されていた。
先進市の様子を勉強でき、参考になった。